Diversity
Managementダイバーシティ経営・WEPs実装
ジェンダー平等のグローバルスタンダードであるWEPsを軸に診断と解決策のご提案を行います。ダイバーシティに係る研修やアドバイザリーサービスも提供します。
WEPsとは
Women’s Empowerment Principles (女性のエンパワーメント原則/ WEPs)とは、2010年に国連グローバル・コンパクト とUN Women が共同で策定した、企業がジェンダー平等を経営の核に位置づけ、自主的に取り組むための行動指針です。WEPsは企業が持続的な成長と企業価値を高めるための7つの原則から成り、3つの領域(職場、市場、社会)をカバーしています。Think ImpactsがWEPsを企業に強く推奨する理由は大きく3つあります。
01
SDGs/ESG経営を踏まえた
網羅的・先進的なフレームワーク
WEPsは組織内のジェンダー平等の実現はもちろん、サプライチェーンの人権問題、情報開示等、昨今特に注目を浴びている領域を含む網羅的な行動指針です。WEPsをベンチマークとし、PDCAを着実に回していくことで、グローバルスタンダードのダイバーシティ経営が可能になります。
02
重要ステークホルダーとの
コミュニケーションツール
ESG経営では投資家、従業員、取引先、顧客、地域社会等、企業の重要ステークホルダーへの価値創造が求められます。それに伴い、情報開示とコミュニケーションがこれまで以上に重要になってきました。WEPsを実装することで、ダイバーシティ経営が可視化され、ステークホルダーとの効果的なコミュニケーションが可能になります。投資家との対話、統合報告書や、社内コミュニケーションなどに活用することができます。
03
豊富なサポートマテリアル
WEPsは各原則や重要テーマに関する最新のベストプラクティスやガイドラインを定期的にリリースしています。企業はこれらを参考にしながら、世界の動向を踏まえたダイバーシティ経営の実装が可能になります。
WEPs リソースページはこちら
日本では、日本のビジネス環境を考慮しカスタマイズされた「WEPsハンドブック」が2020年12月にリリースされました。Think Impactsの「ダイバーシティ経営・WEPs実装支援」は、日本WEPsハンドブックの製作に関与したメンバーがサービスを提供します。
ダイバーシティ経営診断・
WEPs実装支援
Diversity & WEPs
本サービスでは、WEPs原則、行動指針とそのベストプラクティスを基にThink Impactsが作成したダイバーシティ経営診断ツールを使用して、貴社のダイバーシティ経営の現状を診断し、課題の明確化と解決策のご提案を行います。更に、診断結果を基に、課題解決に向けたロードマップ・詳細計画策定と実装支援、コミュニケーション・レポート作成支援、またWEPsの署名と、WEPsを社内で活用し、ダイバーシティ経営を深化させてていくための社内プロセスの構築を支援することも可能です。
サービス内容
- クイック診断
質問票にお答えいただき、簡易な診断を行います。改善が必要な領域を特定します。 - スタンダード診断
トップ層を含むご担当者3~5名へのインタビューを通して、貴社のダイバーシティ経営の状況を詳細に診断し、課題の明確化、及び改善策のご提案をします。 - ダイバーシティ経営実装支援
診断結果に基づき、課題解決に向けたロードマップ・詳細計画の策定、及び実装を支援します。 - 情報開示・レポート作成支援
貴社のダイバーシティ経営の方針や達成状況などを測定し、効果的に外部に発信する支援を行います。統合報告書等のレポートや貴社ホームページへの記載内容のレビュー及びコンテンツの作成を支援します。 - WEPs実装支援
WEPSの署名と、WEPsを浸透させ、ダイバーシティ経営をさらに深化させていくための社内プロセスの構築を支援します。
ダイバーシティ
経営アドバイザリー
Diversity Advisory
ダイバーシティの実現に向けた様々な取り組みを実行しているにも関わらず、成果がでないという問題を多くの企業が抱えています。本サービスでは、ダイバーシティ戦略や、施策・制度、社内外の発信等におけるジェンダーの表現方法など、必要な時にジェンダーの専門家のアドバイスが欲しいというご要望にお応えするサービスです。ダイバーシティ経営や、ジェンダー課題全般に関してアドバイスをご提供します。
ご相談内容の例
- ダイバーシティ経営戦略・取り組み・制度に関するアドバイス
- 広告におけるジェンダー表現などに関するアドバイス
- SDGs #5に関する社会的価値創造を目的とした活動や他組織との
パートナーシップに関するアドバイス - WEPs実装後のモニタリング、課題等に関するアドバイス
※半年、年間契約が基本となります。
ダイバーシティ関連研修
Diversity Seminar
ダイバーシティ経営に関する様々な研修をご提供します。役員層、管理職、人事部、広報部、IR部など階層や部門を限定した研修も可能です。目標とする成果や、ご要望に合わせカスタマイズした研修をご提案します。
研修の例
- WEPs
- ダイバーシティ経営
- ステレオタイプ・アンコンシャスバイアス
- 人権・ジェンダーデューデリジェンス
- ESG・SDGs経営/社会的価値創造
- 取締役会改革とコーポレートガバナンス
- 多様な意見をまとめるためのファシリテーション、コンフリクトマネジメント
- ジェンダーに係る対外コミュニケーション、炎上広告の回避、等
コミュニケーション支援
Communications
ジェンダーを含む人権に関する人々の意識が非常に高まっています。発信する側の認識の甘さや、立場が弱い人々への配慮に欠ける表現が、広告等の炎上につながるケースが急激に増えています。 いったん炎上すると、ブランドの棄損や不買運動などに発展するリスクがあり、企業にとっては深刻な問題です。
また、社内のコミュニケーションにおいても、意図せず女性やその他マイノリティ社員のモチベーションを下げ、離職や採用市場におけるレピュテーションの低下につながります。
本サービスでは、社内外のコミュニケーションにおいて、ジェンダーや人権に配慮した「適切」な内容を効果的に発信するためのアドバイスを提供します。また炎上を回避するための社内審査プロセスの設計も支援します。
サービス内容
- 広告の企画段階でのアドバイス提供、事前レビュー
- 効果的な社内コミュニケーションに関するアドバイス提供
- 炎上広告を発生さないための社内審査体制の構築支援
- 採用向けパンフレット等のレビュー